食べ物を奥の歯ぐきでしっかりかんで飲み込めていて、1日3回の離乳食が安定してきたら、いよいよ大人の食事と同じメニューに近づけていきましょう。

また、この時期には、お子さんによっては上下の前歯が生えそろってきます。前歯でかじり取って食べたり、スプーンやフォークを持ちたがったり、手づかみ食べも、より盛んになってきます。食べ物を目で確かめて、手指でつかんで、口に運ぶことで、自分で食べる力を身につけていきます。離乳食をお子さんが食べやすい形にしてあげることが大切です。お母さんやお父さんにとっては手が汚れたり、身の回りのお掃除など大変になってしまいますが、テーブルの下にビニールシートを敷くなどの対策をして、見守ってあげてください。

★ざっくり離乳食スケジュール:厚生労働省

★こんなときどうする?


Q.味付けやかたさは大人と同じでもいいですか?
A.離乳完了と同時に大人と同じものが食べられるわけではありませんが、手づかみしやすく前歯でかみ切れるかたさであれば、大人と同じ食材が食べられます。大人のメニューから取り分ける際は、湯で塩分を落とすなどの工夫が必要です。味付けは、刺激の強い香辛料などは控えて、みそ、しょうゆなど刺激の少ない調味料で、なるべく素材の味を生かしましょう。

Q.好き嫌いがあります
A.この時期になると、特定のものばかりを食べたり、急に食べなくなることがありますが、これは成長過程の一つと考えてよいでしょう。食べるものは、そのときの体調や気分によっても変わることも多いです。また、おやつと食事の時間が近かったりすると、食事の時におなかがいっぱいで、食が進まない場合もあります。おなかがすく生活リズムに整えたり、味付けや調理方法を工夫して、こどもの食べる意欲を引き出しましょう。